源氏ゆかりの聖地へ ― 鶴岡八幡宮 250802

念願の鶴岡八幡宮へ

源氏との繋がりを感じてからずっと気になっていた鶴岡八幡宮
参拝が叶いました。

前日までは台風や津波のニュースにそわそわしましたが、
この日は青空が広がる快晴!

二ノ鳥居

二ノ鳥居
大きくて可愛い、かなり可愛い狛犬さんがいました(グッズないかな?笑)

二ノ鳥居は、頼朝が最初に木造で造営し、のちに家綱が石造りで再建。
そして関東大震災で倒壊後、現在のコンクリート製に。
歴史の重みを感じながら、逸る心を抑えて参道を歩きます。


ずっとずっと参拝したくて...
そう、あそこに見えるご本殿。

鶴岡八幡宮の象徴の一つともいえる正面参道の大きな石段。

一歩ずつ石段を登りながら、
安堵にも似た不思議な感覚に包まれていきます。

かつて樹齢千年といわれた大銀杏は、2010年に強風で倒れてしまいました。
その傍らには今も新たな若芽が育ち、御神木と共に未来へ命を繋いでいます。
この場所で源実朝が暗殺されたという史実の重さもまた、心に響きます。

美しいご本宮

本宮に参拝し、感謝を捧げたあと宝物殿へ。


源平合戦図屏風、胸がしめつけられる。
そしてやっぱり来てよかったとの思い。
周りには人も少なく、ゆっくりいろいろなことを思いながら時を過ごすことができました。

境内には東西に池があり、「源平池」と呼ばれています。

源氏池

平氏池

当時、源氏池には白い蓮、平氏池には紅い蓮――
政子が源氏の興隆を願って植えたと伝えられています。
源平の旗色が、今も池に静かに映し出されているようでした。

鶴岡八幡宮

今回は時間が足りず、まだ巡りきれていない場所もあります。
きっと、もう一度参拝します。
今度は、もっとゆっくりと。

と二ノ鳥居の横で”しらす丼”をいただきながら決心しました笑

―――瓊華(けいか)